• 薬注削減・汚泥減容・排水処理装置

ファインバブルによる薬注(凝集剤)削減・凝集汚泥(スカム・フロス)減量化(減容化)装置

画期的 薬品・汚泥50%以上削減!

ファインバブル(マイクロバブル)発生器「YJノズル」の画期的な応用装置です。水中ポンプとファインバブル発生装置「YJノズル」を組み合わせた装置を凝集沈殿装置や浮上分離装置の反応槽に投げ込むだけで凝集剤薬注量、汚泥発生量が大幅にカットできる画期的なアプリケーションです。ファインバブル発生装置「YJノズル」で、薬品(凝集剤)、汚泥(スカム・フロス)が大幅に減るのにもかかわらず場合によっては処理水のBODまで削減、さらにはYJ装置の水中ポンプ攪拌により、既設攪拌機も停止でき省エネにもなります。ファインバブル発生装置「YJノズル」のファインバブル(マイクロバブル)は、帯電する(通常はマイナスに帯電します)という大きな特長があります

この帯電するというファインバブル(マイクロバブル)の特性が電荷の作用で排水を浄化させる凝集処理と見事にマッチング。
唯一無二の完全ストレートパイプ構造のファインバブル発生器「YJノズル」なので目詰まりもなく、ほとんどメンテナンスが必要ありません。凝集汚泥減量化装置実績で約50%の凝集剤(薬注)削減&汚泥(スカム・フロス)減量(減容)効果によりコスト削減を実現している例もあります。

ファインバブル発生装置「YJ装置」を投げ込むだけで薬注削減・汚泥減量(減容)化を可能にする画期的なシステムです。

ファインバブルによる薬注(凝集剤)削減・汚泥減量化(薬容化)YJ装置 実績例

  • 化学工場排水 → ベントナイト凝集剤・凝集汚泥50%削減・減量(減容)化、処理水BODまで半減
  • 染色工場排水 → 苛性ソーダ、塩化第二鉄などを2/3以上大幅削減、汚泥減量(減容)化
  • 自動車部品製造工場排水 → 石灰乳・高分子凝集剤・汚泥(スカム・フロス)などが半減、攪拌機停止で電力費も半減、すべてにコスト削減を実現

ファインバブルでいずれのケースでも数ヶ月程度で導入コストを回収!

ファインバブル(マイクロナノバブル)の帯電効果がもたらす凝集性の向上

ファインバブル(マイクロナノバブル)はマイナスに帯電することはよく知られていますが、この帯電が強く働くことにより、凝集剤として塩化第二鉄やパックなどカチオンを添加した際に、少ない添加量で相対的にカチオンリッチな状態を形成します。ファインバブルにより、結果として少ない薬注量でフロックが掲載されます。

ファインバブルで薬注量(凝集剤)が削減されるため、汚泥(スカム・フロス)も低減できます。このファインバブルを応用した薬注(凝集剤)削減・凝集汚泥(スカム・フロス)減量化(減容化)装置は凝集剤や発生汚泥を少なくしたり、減らすための画期的な方法として注目されると思われます。この効果は以下の例をご参照ください。

200リットル ポリタンクに原水を入れ、マイクロバブルを発生させた状態

凝集剤 左従来量 右従来量の1/2

本実験ではファインバブル(マイクロバブル)が入っている場合は従来の添加量を入れると逆に、フロックがばらける状態になり、少ない添加量の場合に凝集性が良くなる現象が顕著に現れました。

ファインバブル(マイクロバブル)が入っているときは、少ない凝集剤で、相対的なカチオンリッチな状態になり、凝集性があがることが、この実験で確認できました。以上の写真の沈殿物の汚泥量からもわかるように、ファインバブルによる薬注・汚泥量の削減効果は大きい場合は半減以下になります。弊社では強い静電放電を水中に行い粒子の表面をプラスに帯電させる「イノフィルト」も販売することになりました。両者の組み合わせで、さらに大きな薬注・汚泥削減効果が期待できる可能性もあります。

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