サビ取り剤「バイオラスト」「イノックスクリーン」
サビ除去剤「バイオラスト」「イノックスクリーン」は
鉄・真鍮・銅等の錆・汚れを除去します
中性のバイオラストは主に浸け置き、または吹き付けで使用され、イノックスクリーンは刷毛やローラーで塗布し壁面の錆除去に使用されます。酸性のイノックスクリーンがより強力です。
- 両製品とも母材表面を傷めたり変質させたり、母材を一切損傷しません。母材と錆びの間の界面を活性化して無理無く錆を浮かし、除去します。天然材料で生分解性で、引火性物質も含まれず、環境に優しく安全です。
- バイオラスト、イノックスクリーンは鉄、真鍮、銅,アルミ等非鉄金属、非鉄合金の表面の酸化皮膜、頑固な汚れを除去し、光沢のある表面を再現します。SUSはイノックスクリーンが最適です。
バイオラスト使用法「母材への吹き付け法」
塗装前の下地処理としての錆び落としに有効です。バイオラストをスプレー容器に入れて母材に直接吹き付けます。その後5分放置するだけで、錆除去は完結します。布で拭き取り,直ぐに塗装作業に入って下さい。
バイオラスト使用法「浸け置き法」
小物部品の錆び取りには”浸け置き法”を推奨します。頑固な錆の場合でも2時間程度の浸け置きします。超音波洗浄機にバイオラストを入れて使用する場合は、頑固な錆びでも5分程度でOK、40℃程度の加熱で時間は半分に短縮できます。
バイオラスト、イノックスクリーンの錆び取り原理
錆び取り原理は下図に示すとおり、”母材と錆びの境界面の活性化”によるものです。このため無理無く、母材を傷めず、効率的に錆びを除去します。イノックスクリーンはリン酸との反応も利用し錆を落とします。
イノックスクリーンの使用法
イノックスクリーンは粘度のあるゲル状で、錆びの出た鋼板表面に刷毛やローラーで均一に塗り込んで下さい。垂直壁でも垂れる事はありません。(最大1:40までの希釈に対応)大型構造物(例えば、階段、工場設備)の錆びとり、タップ孔、ネジ穴の錆び取りにも効果的です。リン酸を含む酸性ですので、錆取り処理後の母材表面は水洗して下さい。アルカリ金属洗剤UNO-SVを吹き付け中和して頂ければ理想的です。