ファインバブルはクーラントに革命的な効果をもたらす新技術です。
ファインバブル(マイクロバブル ・ナノバブル)発生装置「YJ ノズル」の応用装置で、 水中ポンプと YJ ノズルを組み合わせた装置を研削加工機の既設のクーラント液タンクに投げ込むだけで
- 加工時間短縮
- 切り込み量アップ
- 工具・砥石寿命・加工精度アップ
が可能になるという画期的なクーラント(切削・研削)液専用のアプリケーションです。
ファインバブル(マイクロバブル・ナノバブル)は、帯電し、長時間結合することなく球状のバブルを維持するという大きな特長があります。
このファインバブルの特性がクーラント液の特性と見事にマッチング。小さなマイクロバブル、ナノバブル(ウルトラファインバブル)がミクロの世界でビーズやベアリングと同様の効果を発揮し、クーラント(研削・切削)液の抵抗を減らし、 浸透性、洗浄性を高めるため研削性能がアップします。
クーラント(研削・切削)臭気の低減、 長寿命化にもつながります。唯一無二の完全ストレートパイプ構造のファインバブル(マイクロバブル、ナノバブル)発生装置「YJ ノズル」なのでクーラント(研削・切削)液の汚れや異物による目詰まりもなく、ほとんどメンテナンスも必要ありません。
研削クーラントにおけるマイクロバブル・ナノバブルのメリット
- クーラント用ファインバブル発生装置により研削抵抗値が下がり研削抵抗電流値が低下(省エネ効果)
- クーラント用ファインバブル発生装置により砥石摩耗量が減少し、砥石の延命効果が期待できます。
- クーラント用ファインバブル発生装置により 15%以上の延命効果が期待でき、砥石が目詰まりしにくくなります。
- 切削・研削時間が大幅に短縮します 研削時間が最大で2/3の時間で処理できるケースもある
- クーラント用ファインバブル発生装置により切り込み量、加工精度が大幅アップ 切り込み量を 50%増やして研摩出来、そりも極めて少ない
- クーラント液(研削・切削)の臭気の低減、寿命がアップ
クーラント(研削・切削)液中のバクテリアの繁殖が抑えられ、消臭効果とクーラント液の長寿命化に効果が期待できます。
研削分野でマイクロナノバブルがもたらす画期的効果の実例
某研削加工工場・クーラント液の実績データ例1
某研削加工工場・クーラント液の実績データ例 2
セラミック板を#325のダイヤ砥石で1パス20μm切込みで 平面研削加工したところ、下記結果が得られた。
- 研削抵抗電流の比較においてクーラント(研削・切削)液中にマイクロバブルありの方が 抵抗値が低い。電流値の下がり方はピーク電流の比較に おいて約5%の低下による省エネ効果が確認された
- 砥石摩耗量の比較においてクーラント(研削・切削)液中にファイン バブル(マイクロバブル)ありのほうが摩耗が少ない。クーラント寿命が 砥石摩耗量の換算値で15%以上の延命結果が得られた。 研削時間が最大で2/3の時間で処理できることがわかった。
- クーラント(研削・切削)液中にファインバブル(マイクロバブル)ありの方が、砥石が焼けるにおいも少なく、防臭対策にも役立つことがわかった。
電源:AC100V 50/60HZ 定格出力:0.4kW 製品重量:約12kg 製品サイズ:245×290×389
* 本カログに掲載の製品、仕様などは予告なく変更する場合がありますので予めご了承ください