マイクロ・ナノバブル活用事例 | 水処理

  • オゾン・マイクロバブル・排水処理

汚泥減容・省エネ・薬品削減


時代は活性汚泥からオゾンマイクロバブル処理へ


オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、調整槽に投げ込むだけでBODを大幅に低減し、曝気風量(電気代)、凝集・余剰汚泥(産廃費用)、薬品使用量を大幅に削減!

オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、排水処理の低コスト処理を可能にする新技術です。活性汚泥の前処理装置として、負荷増加に対する能力アップにも槽の増設や工事無しで低コスト対応、下水放流の場合、活性汚泥なしでの処理も可能で費用削減効果は絶大!

また、オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は化学工場の難分解性処理にも対応します!

サンプルテスト、デモ機による実機性能確認が可能です。


  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、オゾンウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)の帯電効果による凝集効率の画期的な向上により、フロックが出来やすくなり薬注量が激減、さらにはオゾンならではのOHラジカル、ウルトラファインバブルの圧壊作用等により供給オゾン量をはるかに超えて直接有機物を分解し、BOD・CODを大幅に低減!従来では考えられなかった省エネ、汚泥減容を可能にします。
  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は下水放流の場合、活性汚泥無しでの処理も可能に!省エネ、汚泥減容効果抜群!
  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置はYJノズルだから装置または水中ポンプを沈めるだけでOK!工事費用ほとんどゼロでメンテフリー、槽の増設は一切不要で簡単に能力アップに対応します。
  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、悪臭対策や硫化水素対策でも抜群の効果を示します。
  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、活性炭ろ過設備の前段でオゾンウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)を発生させる事で、大幅な能力アップと活性炭の破瓜(はか)の大幅な延命が可能になります。
 

オゾンウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)処理データ例(すべて無薬注処理です)



ファインバブル(マイクロバブル)発生器『YJノズル』に一般汎用ポンプ(水中ポンプなど)で給水するだけで、吸気部より自然吸気されてファインバブル(マイクロバブル)を含んだ大量の曝気水を水中に放出することが出来ます。(送水圧は1kg/cm2以上あればOKです。)

しかも、業界最高レベルの通水量の約30%もの気体を混入させることが出来ます。工業プロセス用途はもちろん、一般排水処理でも使用可能な最高のエネルギー効率を実現したファインバブル(マイクロバブル)発生ノズルです。超高効率なファインバブル(マイクロバブル)曝気装置として使用可能です。 (開発者:山本 孝)

ポイント



  • ファインバブル(マイクロバブル)により曝気槽、調整槽や湖沼など大きな水域でも効率的に好気化します。
  • ファインバブル(マイクロバブル)は通常の気泡に比べて内圧が高く、水中に長く滞留することが出来ます。
  • そのため、大きな水域に対して溶存酸素を効率よく向上、または維持することが出来ます。
  • 目詰まりがありません。YJノズルは模式図のようなストレートな構造となっていて超低圧損構造で通水径が大きいため、汚泥等が詰まる心配が一切なく、メンテフリーを実現します。ファインバブル(マイクロバブル)の気泡径最頻値は30~50μm(滋賀県立大学 南川教授による計測データ)。YJノズルはいかなる通水量にもスケールアップが可能です。

ファインバブル(マイクロバブル)『YJノズル』の用途



  • 空気、酸素、オゾン、水素、窒素、炭酸ガスなど各種ガスの液中におけるファインバブル(マイクロバブル)化
  • ファインバブルによる排水処理の調整槽、曝気槽での高効率曝気
  • ファインバブルによる湖沼浄化、ダム湖浄化、地下ピットなど臭気の低減
  • オゾンファインバブル(オゾンマイクロバブル)によるバラスト水の殺菌処理やCOD、BOD低減、炭酸ガスなどによる中和処理
  • ファインバブルによるガス溶解プロセス用ラインミキサー(サニタリにも対応)
  • 水に蒸気ファインバブルを混入し、スチームミキサーに応用
  • ファインバブルによる水産物、農産物の育成促進、鮮度維持
  • 高濃度酸素水、オゾン水、高速酸化反応の混合ノズル
  • ファインバブルによる各種洗浄用途(野菜洗浄、洗濯機、部品洗浄他)
  • 浄水場、下水処理場(各種高効率オゾン殺菌)など

ファインバブル(マイクロバブル)『YJノズル』圧力・流量表



下記仕様は予告なく変更する場合がありますので予めご了承願います(標準材質:SUS304)

ノズル形式 接続径
[インチ]
ノズル接続径
[A]
吸気部接続系
[インチ]
ノズル最小内径
[mn]
出力
[kW]
揚程
[mH]
水量※1
[L/min]
空気量
[L/min]
YJ-6 3/4″ 20 1/4 6.5 0.25~0.4 11 30 18
YJ-9 1″ 25 1/4 9 0.4 12 80 28
YJ-15 1″ 1/2 40 1/2 15 0.75 13 165 55
YJ-21 2″ 50 1/2 21 1.5 13 330 90
YJ-32 2″ 1/2 65 3/4 32 3.7 16 750 250
YJ-40 3″ 80 1 40 5.5 13 1,150 370
YJ-52 4″ 100 1 1/2 52 7.5 18 2,000 700
YJ-60 5″ 125 1 1/2 60 11 18 2,800 900
YJ-83 6″ 150 2 80 15 18 5,000 1,300

※上記仕様以外の仕様にもオプションで対応可能です。

ファインバブル(マイクロバブル)YJ-MB曝気装置


 ファインバブルによる悪臭対策・能力UP・省エネ! 調整槽、曝気槽、ビルピットなどで活躍中!





  • ファインバブルにより設備全体を快調運転・安全化します。
  • 加圧浮上装置が不要になります。
  • ファインバブルは悪臭分解効果抜群!
  • 供給酸素量をはるかに超えて有機物を分解。
  • 音・振動殆どゼロ!
  • ファインバブル発生装置を沈めるだけでOK!
  • バルキングなどのトラブル激減、汚泥発生量が減少、沈みも良好。

※大手化学工場で動力費が1/3以下に激減! ファインバブル(マイクロバブル)の消臭効果で悪臭(アセトアルデヒド)が消えた。

活性炭含有特殊スポンジ担体「ACBキャリア」





OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)でも最も特徴的な排水処理の常識を変える、従来にはない、画期的な活性炭含有微生物担体です。活性炭にCOD、BOD成分を吸着させ、スポンジに付着した微生物が有機物を分解します。オゾンとの併用による高濃度純酸素供給により、微生物が通常の曝気以上に活性化し、従来は分解が困難だった難分解性の物質も微生物処理が可能になります。

OZAC排水処理(オーザック)システム(排水処理装置)の特徴


  • 排水処理設備での余剰汚泥発生量が極小です。(標準活性汚泥処理の1/3以下)
  • 排水処理設備での電気使用量の削減が可能です。(標準活性汚泥の1/3~2/3)
  • 簡単設置!従来の排水処理設備に投入するだけ。(既設に採用が可能です)
  • 排水処理設備での省スペース化が可能です。(標準活性汚泥法の1/4~1/2)
  • 排水処理設備でのn-Hex、SS対策(厨房除害等)、臭気対策にも最適です。
  • ファインバブル+オゾン効果で油分解は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸に関わらず分解可能です。
  • 含有活性炭の遠赤外線効果により、10℃以下の低温でも稼働。

OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置) 実証プラント

「長岡食肉センター」新潟県長岡市


この排水処理施設では、流量100t/日の処理をわずか合計60tのタンクでOZAC排水処理システム(排水処理装置)により処理しています。臭気も一切発生することなく、オゾンファインバブルと活性炭含有担体を応用したオーザック処理システム(排水処理装置)は余剰汚泥が殆ど出ないため沈殿槽を必要とせず、河川放流を実現した画期的なシステム(排水処理装置)です。オゾンファインバブルと活性炭の冬の相乗効果で、積雪による10℃の低水温でもOZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)は稼働しています。

汚泥排出なしで、最大値BOD:11,000 mg/ℓ、n-Hx:22,000 mg/ℓに対応しています。

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マイクロ・ナノバブル活用事例 | 薬注削減・汚泥減容・排水処理装置

  • 薬注削減・汚泥減容・排水処理装置

ファインバブルによる薬注(凝集剤)削減・凝集汚泥(スカム・フロス)減量化(減容化)装置

画期的 薬品・汚泥50%以上削減!


ファインバブル(マイクロバブル)発生器「YJノズル」の画期的な応用装置です。水中ポンプとファインバブル発生装置「YJノズル」を組み合わせた装置を凝集沈殿装置や浮上分離装置の反応槽に投げ込むだけで凝集剤薬注量、汚泥発生量が大幅にカットできる画期的なアプリケーションです。ファインバブル発生装置「YJノズル」で、薬品(凝集剤)、汚泥(スカム・フロス)が大幅に減るのにもかかわらず場合によっては処理水のBODまで削減、さらにはYJ装置の水中ポンプ攪拌により、既設攪拌機も停止でき省エネにもなります。ファインバブル発生装置「YJノズル」のファインバブル(マイクロバブル)は、帯電する(通常はマイナスに帯電します)という大きな特長があります



この帯電するというファインバブル(マイクロバブル)の特性が電荷の作用で排水を浄化させる凝集処理と見事にマッチング。
唯一無二の完全ストレートパイプ構造のファインバブル発生器「YJノズル」なので目詰まりもなく、ほとんどメンテナンスが必要ありません。凝集汚泥減量化装置実績で約50%の凝集剤(薬注)削減&汚泥(スカム・フロス)減量(減容)効果によりコスト削減を実現している例もあります。

ファインバブル発生装置「YJ装置」を投げ込むだけで薬注削減・汚泥減量(減容)化を可能にする画期的なシステムです。



ファインバブルによる薬注(凝集剤)削減・汚泥減量化(薬容化)YJ装置 実績例



  • 化学工場排水 → ベントナイト凝集剤・凝集汚泥50%削減・減量(減容)化、処理水BODまで半減
  • 染色工場排水 → 苛性ソーダ、塩化第二鉄などを2/3以上大幅削減、汚泥減量(減容)化
  • 自動車部品製造工場排水 → 石灰乳・高分子凝集剤・汚泥(スカム・フロス)などが半減、攪拌機停止で電力費も半減、すべてにコスト削減を実現

ファインバブルでいずれのケースでも数ヶ月程度で導入コストを回収!

ファインバブル(マイクロナノバブル)の帯電効果がもたらす凝集性の向上


ファインバブル(マイクロナノバブル)はマイナスに帯電することはよく知られていますが、この帯電が強く働くことにより、凝集剤として塩化第二鉄やパックなどカチオンを添加した際に、少ない添加量で相対的にカチオンリッチな状態を形成します。ファインバブルにより、結果として少ない薬注量でフロックが掲載されます。

ファインバブルで薬注量(凝集剤)が削減されるため、汚泥(スカム・フロス)も低減できます。このファインバブルを応用した薬注(凝集剤)削減・凝集汚泥(スカム・フロス)減量化(減容化)装置は凝集剤や発生汚泥を少なくしたり、減らすための画期的な方法として注目されると思われます。この効果は以下の例をご参照ください。


200リットル ポリタンクに原水を入れ、マイクロバブルを発生させた状態


凝集剤 左従来量 右従来量の1/2

本実験ではファインバブル(マイクロバブル)が入っている場合は従来の添加量を入れると逆に、フロックがばらける状態になり、少ない添加量の場合に凝集性が良くなる現象が顕著に現れました。

ファインバブル(マイクロバブル)が入っているときは、少ない凝集剤で、相対的なカチオンリッチな状態になり、凝集性があがることが、この実験で確認できました。以上の写真の沈殿物の汚泥量からもわかるように、ファインバブルによる薬注・汚泥量の削減効果は大きい場合は半減以下になります。弊社では強い静電放電を水中に行い粒子の表面をプラスに帯電させる「イノフィルト」も販売することになりました。両者の組み合わせで、さらに大きな薬注・汚泥削減効果が期待できる可能性もあります。

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マイクロ・ナノバブル活用事例 | 河川・湖沼浄化

  • 河川浄化・湖沼浄化・マイクロファインバブル発生装置

湖沼浄化・河川浄化「YJシステム」

湖沼浄化・河川浄化に絶大な実績!
マイクロナノバブル(ファインバブル)発生装置「YJシステム」


近年、閉鎖性の河川、湖沼、ダム、海域などで富栄養化等による水質や底質の悪化が問題となっています。また、この富栄養化の要因となる工場等からの有機廃水や下水の処理も環境改善の観点から規制が厳しくなっています。



YJシステムは、このような水域や廃水に対して、ファインバブルやウルトラファインバブルを含んだ大量の曝気水を供給して効率的に溶存酸素を向上させ、水全体を好気化して好気性細菌の活動を活性化し、水環境を生物の力によって改善することを目的とした水質底質浄化システムです。

YJシステム(マイクロバブル(ファインバブル)発生装置「YJノズル」)の場合には藻・ヌメリの防止、殺藻と水質浄化(有機物分解)を両立することができます。マイクロバブル(ファインバブル)は滞在時間が桁違いに長いので、池の浄化はもちろん循環している冷却塔などでも効果が得られやすいのが特長です。

マイクロバブル(ファインバブル)は洗浄性能が向上するので冷却塔のスケール付着防止にも有効です。マイクロバブル(ファインバブル)水の特性から熱交換効率自体も向上するので省エネも期待できます。

「マイクロナノバブル発生装置(ファインバブル)YJシステムの自然環境浄化 用途」

◎富栄養化した閉鎖水域

  • 藻類の異常繁茂、悪臭消滅……上水源ダム・河川、景勝地、閉鎖水路等
  • 底層貧酸素改善による生態系回復、腐敗底質改善……ダム、河川、内湾、港内、養殖場等

咲洲(さきしま)キャナルにおける水質浄化例

遠賀川河口堰水質保全事業で国土交通省が「YJノズル」を採用!
(第1級河川・水道取水口における水質改善成功例)


1)水質保全施設の概要

遠賀川河口堰貯水池内におけるアオコ発生に伴う景観障害、底層部での貧酸素水塊の形成、藻類増殖に起因する異臭味物質の発生などの課題を改善する水質保全施設の導入が求められ、全国における水質保全対策の実績を踏まえ、川幅400m、長さ1200mの水域の浄化を行うためマイクロバブル(ファインバブル)「YJノズル」を設置した。

2)マイクロバブル(ファインバブル)発生装置の概要

マイクロバブルは気泡径が小さいため、気泡が水中に長く対流する特徴を有する。基本システムの構成は、マイクロバブル噴射ノズルに、水中ポンプ、送水管、空気自給ホースを組み合わせたシンプルなものである。

3)マイクロバブル(ファインバブル)発生装置に期待される水質改善機能

DO供給による水質改善機能(直接供給)

  • 底質へのDO供給・改善による栄養塩類等の溶出抑制(水生生物の生息環境の改善)
  • マイクロバブル(ファインバブル)の浮上、揮散、攪拌機能
  • 異臭味成分等の揮散による上水原水の水質改善
  • 藻類の破壊
  • 水塊攪拌による曝気促進

4)設置後の効果

期待した通りの結果が得られ、アオコおよび異臭味物質の発生抑制に成功した。改善前はこの取水口から取水する上水設備に、オゾンによる高度上水処理設備の導入が必要かと思われたが、現在のところはその必要はない状況となっている。






(兵庫県)Tゴルフ場 池水量70000t

設置前


YJシステム設置


1996.07.16

水底に大量発生していたアオミドロが枯死、そして浮上。


設置より1ヵ月経過


1996.08.05

水中のアオミドロはほぼ消滅。枯死、浮上したアオミドロは好気性分解され減滅する。(溶解した有機物により、水は濁っている。)


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マイクロ・ナノバブル活用事例 | 研削用クーラント

  • クーラント・研削液・マイクロファインバブル

ファインバブルはクーラントに革命的な効果をもたらす新技術です。


ファインバブル(マイクロバブル ・ナノバブル)発生装置「YJ ノズル」の応用装置で、 水中ポンプと YJ ノズルを組み合わせた装置を研削加工機の既設のクーラント液タンクに投げ込むだけで

  • 加工時間短縮
  • 切り込み量アップ
  • 工具・砥石寿命・加工精度アップ

が可能になるという画期的なクーラント(切削・研削)液専用のアプリケーションです。


クーラント

ファインバブル(マイクロバブル・ナノバブル)は、帯電し、長時間結合することなく球状のバブルを維持するという大きな特長があります。

このファインバブルの特性がクーラント液の特性と見事にマッチング。小さなマイクロバブル、ナノバブル(ウルトラファインバブル)がミクロの世界でビーズやベアリングと同様の効果を発揮し、クーラント(研削・切削)液の抵抗を減らし、 浸透性、洗浄性を高めるため研削性能がアップします。

クーラント(研削・切削)臭気の低減、 長寿命化にもつながります。唯一無二の完全ストレートパイプ構造のファインバブル(マイクロバブル、ナノバブル)発生装置「YJ ノズル」なのでクーラント(研削・切削)液の汚れや異物による目詰まりもなく、ほとんどメンテナンスも必要ありません。

研削クーラントにおけるマイクロバブル・ナノバブルのメリット


  • クーラント用ファインバブル発生装置により研削抵抗値が下がり研削抵抗電流値が低下(省エネ効果)
  • クーラント用ファインバブル発生装置により砥石摩耗量が減少し、砥石の延命効果が期待できます。
  • クーラント用ファインバブル発生装置により 15%以上の延命効果が期待でき、砥石が目詰まりしにくくなります。
  • 切削・研削時間が大幅に短縮します 研削時間が最大で2/3の時間で処理できるケースもある
  • クーラント用ファインバブル発生装置により切り込み量、加工精度が大幅アップ 切り込み量を 50%増やして研摩出来、そりも極めて少ない
  • クーラント液(研削・切削)の臭気の低減、寿命がアップ

クーラント(研削・切削)液中のバクテリアの繁殖が抑えられ、消臭効果とクーラント液の長寿命化に効果が期待できます。


研削分野でマイクロナノバブルがもたらす画期的効果の実例

某研削加工工場・クーラント液の実績データ例1



某研削加工工場・クーラント液の実績データ例 2


セラミック板を#325のダイヤ砥石で1パス20μm切込みで 平面研削加工したところ、下記結果が得られた。


  • 研削抵抗電流の比較においてクーラント(研削・切削)液中にマイクロバブルありの方が 抵抗値が低い。電流値の下がり方はピーク電流の比較に おいて約5%の低下による省エネ効果が確認された
  • 砥石摩耗量の比較においてクーラント(研削・切削)液中にファイン バブル(マイクロバブル)ありのほうが摩耗が少ない。クーラント寿命が 砥石摩耗量の換算値で15%以上の延命結果が得られた。 研削時間が最大で2/3の時間で処理できることがわかった。
  • クーラント(研削・切削)液中にファインバブル(マイクロバブル)ありの方が、砥石が焼けるにおいも少なく、防臭対策にも役立つことがわかった。

電源:AC100V 50/60HZ 定格出力:0.4kW 製品重量:約12kg 製品サイズ:245×290×389

* 本カログに掲載の製品、仕様などは予告なく変更する場合がありますので予めご了承ください


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マイクロ・ナノバブル活用事例 | CIP洗浄

  • 洗浄用マイクロファインバブル発生装置

取り付けるだけでCIPユニットの洗浄性能大幅アップ!


洗浄用ファインバブル(マイクロバブル)発生装置YJ-CL洗浄システムを食品、飲料工場のCIP洗浄ユニットに組み込むことで、従来のアルカリ薬品とお湯だけでは落としきれなかった熱凝固淡白などの残渣物を完全に除去し、ラインの洗浄性を大幅に向上し、アルカリ薬品の使用量の大幅な低減を実現するシステムなどYJノズルによるウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)は実際の工業プロセスで大いに活躍しています。

もちろんファインバブル(マイクロナノバブル)の洗浄性能はこの食品分野に限ったことではありません。電機、鉄鋼、造船、自動車、機械、などさまざまな分野で、最大のエネルギー効率を誇るYJノズルは、いかなる巨大なプラントにも対応可能です。なお工業技術センターの実験データによると、この装置でファインバブル(マイクロバブル)処理をした水で超音波洗浄を行うと洗浄効果が更にあがるという報告書も発表されています。



具体的な効果の事例


  • ファインバブルによる食品、飲料製造ラインの洗浄能力の大幅向上
  • ファインバブルによる車のボディ鋼板の塗装前脱脂洗浄に!
  • ファインバブルは電子部品、機械部品洗浄などでも応用可能
  • ファインバブルでアルカリなど洗浄剤の削減でコスト大幅低減
  • ファインバブル(マイクロバブル)水のマイナス帯電化、OHラジカル作用などにより、汚れの剥離、除菌、有機物分解が促進し、洗浄効果を高めます。時代に即したノンケミカル洗浄機能水です。
  • ウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)機能水を食品の原料に使用することで、水質向上、風味の向上に寄与します。注入ガスの変更により、還元水・酸素水・オゾン水製造などにも応用可能です。

実績例1 食品工業


OZAC排水処理システム(排水処理装置)においては、ファインバブル(マイクロ・ナノバブル)効果により、好気性微生物と通性嫌気性微生物の両方が活性化し、食物連鎖を起こす事でSSや汚泥の発生がさらに抑えられます。この活性炭含有スポンジ担体が投入された曝気槽への曝気をYJノズルで行うと、流路内の激しい乱流と、その圧壊作用とオゾンによるMLSS抑制効果でより、SSが分解してしまうために余剰汚泥は殆ど発生せず、OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)では、そのまま河川、水路、海域、下水放流が可能となります。

実績例2 自動車工業



ファインバブル発生装置「YJノズル」は自動車産業の大手メーカーの大半でリピート採用対数!

ファインバブル発生装置「YJノズル」のインラインタイプを既設の送水管の途中に取り付け、または送り出しタンク内に水中ポンプ付きファインバブル発生装置「YJノズル」を設置することで簡単に脱脂洗浄交換を高めることに成功している。

採用したノズル

ファインバブル発生装置「YJノズル」のYJ-9(80ℓ/min)、YJ-15(180ℓ/min)、YJ-21(330ℓ/min)、YJ-32(750ℓ/min)、YJ-40(1150ℓ/min)型など。

自動車整備工場

採用ノズル

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マイクロ・ナノバブル発生装置 | YJノズル

  • ファインバブル(マイクロバブル)・ウルトラファインバブル(ナノバブル)発生器・発生装置「YJノズル」

ファインバブル(マイクロバブル)新時代


ファインバブル(マイクロバブル)発生装置として、オンリーワンの完全スレート構造により汚水でも目詰まりせず超低圧損でエネルギー効率抜群! 汎用(水中)ポンプで簡単に使用できるエゼクター感覚のファインバブル(マイクロバブル)発生装置『YJノズル』



オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)では調整槽に設置されたYJノズルから、オゾン+ファインバブル(マイクロ・ナノバブル)を放出させ、最も強力な酸化力を有するオゾンが大量のOHラジカルを発生し、有機物を物理的に分解します。特に脂(脂)分解臭気に対する効果は抜群です。臭気対策やヘルヘキの数値でお困りのお客様は是非ご連絡ください。

オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)ではオゾンにより分解が促進された廃液が、活性炭含有スポンジ担体が敷設された排水処理設備の曝気槽へ移行。オゾンは数時間程度は残存する場合がありますが、担体内の活性炭の作用によりオゾンファインバブルが酸素に変化し、高濃度純酸素供給が担体のマイクロポーラス内で行われるため、通常の曝気以上に微生物が活性化し分解性を高めます。

また、オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)で使用されるファインバブル(マイクロ・ナノバブル)水は浸透性を高めるという特徴があります。この活性炭含有スポンジ担体の表面には極限に活性化した好気性微生物が大量に発生しますが、この担体の内部には通性嫌気性微生物も繁殖しています。

オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)で活性化されるこの微生物は、通常の曝気水では浸透性が弱いため殆ど仕事を行いませんが、ファインバブル水の場合は水の浸透性を高めるため、担体内部まで水が浸入しやすくなり、ファインバブルの刺激により通性嫌気性微生物も活性化します。

ファインバブル(マイクロバブル)ならエンバイロ・ビジョン


ファインバブル(マイクロバブル)発生装置『YJノズル』は、汎用ポンプに取り付けるだけで、エゼクターのように大気(ガス)自吸で稼動し、メンテフリーであらゆる用途で使用可能です。

(材質は標準でSUS304、特注で316L、塩ビなどに対応可能)用途例としては河川湖沼浄化、排水処理、CIP・部品等の洗浄性能向上、冷却塔の藻・スライム・スケール対策、酸素・オゾン・水素・二酸化炭素・窒素等のガス溶解など数あるファインバブル発生装置のなかで唯一の大口径ストレートパイプ構造で廃水、汚水、河川、海洋、湖沼などで使用しても目詰まりが一切なくメンテフリー、実際のフィールド、プロセスでもっとも実力を発揮できるのが本製品です。

他のいかなるファインバブル発生装置に比べて圧倒的にメンテナンス性に優れ、低圧損で高効率、大流量対応も可能です。

ファインバブル(マイクロバブル)発生装置『YJノズル』の特長



ファインバブル(マイクロバブル)発生器『YJノズル』に一般汎用ポンプ(水中ポンプなど)で給水するだけで、吸気部より自然吸気されてファインバブル(マイクロバブル)を含んだ大量の曝気水を水中に放出することが出来ます。(送水圧は1kg/cm2以上あればOKです。)

しかも、業界最高レベルの通水量の約30%もの気体を混入させることが出来ます。工業プロセス用途はもちろん、一般排水処理でも使用可能な最高のエネルギー効率を実現したファインバブル(マイクロバブル)発生ノズルです。超高効率なファインバブル(マイクロバブル)曝気装置として使用可能です。 (開発者:山本 孝)

ポイント



  • ファインバブル(マイクロバブル)により曝気槽、調整槽や湖沼など大きな水域でも効率的に好気化します。
  • ファインバブル(マイクロバブル)は通常の気泡に比べて内圧が高く、水中に長く滞留することが出来ます。
  • そのため、大きな水域に対して溶存酸素を効率よく向上、または維持することが出来ます。
  • 目詰まりがありません。YJノズルは模式図のようなストレートな構造となっていて超低圧損構造で通水径が大きいため、汚泥等が詰まる心配が一切なく、メンテフリーを実現します。ファインバブル(マイクロバブル)の気泡径最頻値は30~50μm(滋賀県立大学 南川教授による計測データ)。YJノズルはいかなる通水量にもスケールアップが可能です。

ファインバブル(マイクロバブル)『YJノズル』の用途



  • 空気、酸素、オゾン、水素、窒素、炭酸ガスなど各種ガスの液中におけるファインバブル(マイクロバブル)化
  • ファインバブルによる排水処理の調整槽、曝気槽での高効率曝気
  • ファインバブルによる湖沼浄化、ダム湖浄化、地下ピットなど臭気の低減
  • オゾンファインバブル(オゾンマイクロバブル)によるバラスト水の殺菌処理やCOD、BOD低減、炭酸ガスなどによる中和処理
  • ファインバブルによるガス溶解プロセス用ラインミキサー(サニタリにも対応)
  • 水に蒸気ファインバブルを混入し、スチームミキサーに応用
  • ファインバブルによる水産物、農産物の育成促進、鮮度維持
  • 高濃度酸素水、オゾン水、高速酸化反応の混合ノズル
  • ファインバブルによる各種洗浄用途(野菜洗浄、洗濯機、部品洗浄他)
  • 浄水場、下水処理場(各種高効率オゾン殺菌)など

ファインバブル(マイクロバブル)『YJノズル』圧力・流量表



下記仕様は予告なく変更する場合がありますので予めご了承願います(標準材質:SUS304)

ノズル形式 接続径
[インチ]
ノズル接続径
[A]
吸気部接続系
[インチ]
ノズル最小内径
[mn]
出力
[kW]
揚程
[mH]
水量※1
[L/min]
空気量
[L/min]
YJ-6 3/4″ 20 1/4 6 0.25~0.4 12 30 15
YJ-9 1″ 25 1/4 9 0.4 12 80 25
YJ-15 1″ 1/2 40 1/2 15 0.75 12 150 50
YJ-21 2″ 50 1/2 21 1.5 12 300 80
YJ-32 2″ 1/2 65 3/4 32 3.7 12 680 240
YJ-40 3″ 80 1 40 5.5 12 1,100 300
YJ-52 4″ 100 1 1/2 52 7.5 12 1,800 600

※上記仕様以外の仕様にもオプションで対応可能です。

ファインバブル(マイクロバブル)YJ-MB曝気装置


 ファインバブルによる悪臭対策・能力UP・省エネ! 調整槽、曝気槽、ビルピットなどで活躍中!





  • ファインバブルにより設備全体を快調運転・安全化します。
  • 加圧浮上装置が不要になります。
  • ファインバブルは悪臭分解効果抜群!
  • 供給酸素量をはるかに超えて有機物を分解。
  • 音・振動殆どゼロ!
  • ファインバブル発生装置を沈めるだけでOK!
  • バルキングなどのトラブル激減、汚泥発生量が減少、沈みも良好。

※大手化学工場で動力費が1/3以下に激減! ファインバブル(マイクロバブル)の消臭効果で悪臭(アセトアルデヒド)が消えた。

活性炭含有特殊スポンジ担体「ACBキャリア」





OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)でも最も特徴的な排水処理の常識を変える、従来にはない、画期的な活性炭含有微生物担体です。活性炭にCOD、BOD成分を吸着させ、スポンジに付着した微生物が有機物を分解します。オゾンとの併用による高濃度純酸素供給により、微生物が通常の曝気以上に活性化し、従来は分解が困難だった難分解性の物質も微生物処理が可能になります。

OZAC排水処理(オーザック)システム(排水処理装置)の特徴


  • 排水処理設備での余剰汚泥発生量が極小です。(標準活性汚泥処理の1/3以下)
  • 排水処理設備での電気使用量の削減が可能です。(標準活性汚泥の1/3~2/3)
  • 簡単設置!従来の排水処理設備に投入するだけ。(既設に採用が可能です)
  • 排水処理設備での省スペース化が可能です。(標準活性汚泥法の1/4~1/2)
  • 排水処理設備でのn-Hex、SS対策(厨房除害等)、臭気対策にも最適です。
  • ファインバブル+オゾン効果で油分解は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸に関わらず分解可能です。
  • 含有活性炭の遠赤外線効果により、10℃以下の低温でも稼働。

OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置) 実証プラント

「長岡食肉センター」新潟県長岡市


この排水処理施設では、流量100t/日の処理をわずか合計60tのタンクでOZAC排水処理システム(排水処理装置)により処理しています。臭気も一切発生することなく、オゾンファインバブルと活性炭含有担体を応用したオーザック処理システム(排水処理装置)は余剰汚泥が殆ど出ないため沈殿槽を必要とせず、河川放流を実現した画期的なシステム(排水処理装置)です。オゾンファインバブルと活性炭の冬の相乗効果で、積雪による10℃の低水温でもOZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)は稼働しています。

汚泥排出なしで、最大値BOD:11,000 mg/ℓ、n-Hx:22,000 mg/ℓに対応しています。

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