マイクロ・ナノバブル活用事例 | 水処理

  • オゾン・マイクロバブル・排水処理

汚泥減容・省エネ・薬品削減


時代は活性汚泥からオゾンマイクロバブル処理へ


オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、調整槽に投げ込むだけでBODを大幅に低減し、曝気風量(電気代)、凝集・余剰汚泥(産廃費用)、薬品使用量を大幅に削減!

オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、排水処理の低コスト処理を可能にする新技術です。活性汚泥の前処理装置として、負荷増加に対する能力アップにも槽の増設や工事無しで低コスト対応、下水放流の場合、活性汚泥なしでの処理も可能で費用削減効果は絶大!

また、オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は化学工場の難分解性処理にも対応します!

サンプルテスト、デモ機による実機性能確認が可能です。


  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、オゾンウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)の帯電効果による凝集効率の画期的な向上により、フロックが出来やすくなり薬注量が激減、さらにはオゾンならではのOHラジカル、ウルトラファインバブルの圧壊作用等により供給オゾン量をはるかに超えて直接有機物を分解し、BOD・CODを大幅に低減!従来では考えられなかった省エネ、汚泥減容を可能にします。
  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は下水放流の場合、活性汚泥無しでの処理も可能に!省エネ、汚泥減容効果抜群!
  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置はYJノズルだから装置または水中ポンプを沈めるだけでOK!工事費用ほとんどゼロでメンテフリー、槽の増設は一切不要で簡単に能力アップに対応します。
  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、悪臭対策や硫化水素対策でも抜群の効果を示します。
  • オゾンマイクロナノバブル排水処理装置は、活性炭ろ過設備の前段でオゾンウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)を発生させる事で、大幅な能力アップと活性炭の破瓜(はか)の大幅な延命が可能になります。
 

オゾンウルトラファインバブル(マイクロナノバブル)処理データ例(すべて無薬注処理です)



ファインバブル(マイクロバブル)発生器『YJノズル』に一般汎用ポンプ(水中ポンプなど)で給水するだけで、吸気部より自然吸気されてファインバブル(マイクロバブル)を含んだ大量の曝気水を水中に放出することが出来ます。(送水圧は1kg/cm2以上あればOKです。)

しかも、業界最高レベルの通水量の約30%もの気体を混入させることが出来ます。工業プロセス用途はもちろん、一般排水処理でも使用可能な最高のエネルギー効率を実現したファインバブル(マイクロバブル)発生ノズルです。超高効率なファインバブル(マイクロバブル)曝気装置として使用可能です。 (開発者:山本 孝)

ポイント



  • ファインバブル(マイクロバブル)により曝気槽、調整槽や湖沼など大きな水域でも効率的に好気化します。
  • ファインバブル(マイクロバブル)は通常の気泡に比べて内圧が高く、水中に長く滞留することが出来ます。
  • そのため、大きな水域に対して溶存酸素を効率よく向上、または維持することが出来ます。
  • 目詰まりがありません。YJノズルは模式図のようなストレートな構造となっていて超低圧損構造で通水径が大きいため、汚泥等が詰まる心配が一切なく、メンテフリーを実現します。ファインバブル(マイクロバブル)の気泡径最頻値は30~50μm(滋賀県立大学 南川教授による計測データ)。YJノズルはいかなる通水量にもスケールアップが可能です。

ファインバブル(マイクロバブル)『YJノズル』の用途



  • 空気、酸素、オゾン、水素、窒素、炭酸ガスなど各種ガスの液中におけるファインバブル(マイクロバブル)化
  • ファインバブルによる排水処理の調整槽、曝気槽での高効率曝気
  • ファインバブルによる湖沼浄化、ダム湖浄化、地下ピットなど臭気の低減
  • オゾンファインバブル(オゾンマイクロバブル)によるバラスト水の殺菌処理やCOD、BOD低減、炭酸ガスなどによる中和処理
  • ファインバブルによるガス溶解プロセス用ラインミキサー(サニタリにも対応)
  • 水に蒸気ファインバブルを混入し、スチームミキサーに応用
  • ファインバブルによる水産物、農産物の育成促進、鮮度維持
  • 高濃度酸素水、オゾン水、高速酸化反応の混合ノズル
  • ファインバブルによる各種洗浄用途(野菜洗浄、洗濯機、部品洗浄他)
  • 浄水場、下水処理場(各種高効率オゾン殺菌)など

ファインバブル(マイクロバブル)『YJノズル』圧力・流量表



下記仕様は予告なく変更する場合がありますので予めご了承願います(標準材質:SUS304)

ノズル形式 接続径
[インチ]
ノズル接続径
[A]
吸気部接続系
[インチ]
ノズル最小内径
[mn]
出力
[kW]
揚程
[mH]
水量※1
[L/min]
空気量
[L/min]
YJ-6 3/4″ 20 1/4 6.5 0.25~0.4 11 30 18
YJ-9 1″ 25 1/4 9 0.4 12 80 28
YJ-15 1″ 1/2 40 1/2 15 0.75 13 165 55
YJ-21 2″ 50 1/2 21 1.5 13 330 90
YJ-32 2″ 1/2 65 3/4 32 3.7 16 750 250
YJ-40 3″ 80 1 40 5.5 13 1,150 370
YJ-52 4″ 100 1 1/2 52 7.5 18 2,000 700
YJ-60 5″ 125 1 1/2 60 11 18 2,800 900
YJ-83 6″ 150 2 80 15 18 5,000 1,300

※上記仕様以外の仕様にもオプションで対応可能です。

ファインバブル(マイクロバブル)YJ-MB曝気装置


 ファインバブルによる悪臭対策・能力UP・省エネ! 調整槽、曝気槽、ビルピットなどで活躍中!





  • ファインバブルにより設備全体を快調運転・安全化します。
  • 加圧浮上装置が不要になります。
  • ファインバブルは悪臭分解効果抜群!
  • 供給酸素量をはるかに超えて有機物を分解。
  • 音・振動殆どゼロ!
  • ファインバブル発生装置を沈めるだけでOK!
  • バルキングなどのトラブル激減、汚泥発生量が減少、沈みも良好。

※大手化学工場で動力費が1/3以下に激減! ファインバブル(マイクロバブル)の消臭効果で悪臭(アセトアルデヒド)が消えた。

活性炭含有特殊スポンジ担体「ACBキャリア」





OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)でも最も特徴的な排水処理の常識を変える、従来にはない、画期的な活性炭含有微生物担体です。活性炭にCOD、BOD成分を吸着させ、スポンジに付着した微生物が有機物を分解します。オゾンとの併用による高濃度純酸素供給により、微生物が通常の曝気以上に活性化し、従来は分解が困難だった難分解性の物質も微生物処理が可能になります。

OZAC排水処理(オーザック)システム(排水処理装置)の特徴


  • 排水処理設備での余剰汚泥発生量が極小です。(標準活性汚泥処理の1/3以下)
  • 排水処理設備での電気使用量の削減が可能です。(標準活性汚泥の1/3~2/3)
  • 簡単設置!従来の排水処理設備に投入するだけ。(既設に採用が可能です)
  • 排水処理設備での省スペース化が可能です。(標準活性汚泥法の1/4~1/2)
  • 排水処理設備でのn-Hex、SS対策(厨房除害等)、臭気対策にも最適です。
  • ファインバブル+オゾン効果で油分解は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸に関わらず分解可能です。
  • 含有活性炭の遠赤外線効果により、10℃以下の低温でも稼働。

OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置) 実証プラント

「長岡食肉センター」新潟県長岡市


この排水処理施設では、流量100t/日の処理をわずか合計60tのタンクでOZAC排水処理システム(排水処理装置)により処理しています。臭気も一切発生することなく、オゾンファインバブルと活性炭含有担体を応用したオーザック処理システム(排水処理装置)は余剰汚泥が殆ど出ないため沈殿槽を必要とせず、河川放流を実現した画期的なシステム(排水処理装置)です。オゾンファインバブルと活性炭の冬の相乗効果で、積雪による10℃の低水温でもOZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)は稼働しています。

汚泥排出なしで、最大値BOD:11,000 mg/ℓ、n-Hx:22,000 mg/ℓに対応しています。

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マイクロ・ナノバブル活用事例 | 薬注削減・汚泥減容・排水処理装置

  • 薬注削減・汚泥減容・排水処理装置

ファインバブルによる薬注(凝集剤)削減・凝集汚泥(スカム・フロス)減量化(減容化)装置

画期的 薬品・汚泥50%以上削減!


ファインバブル(マイクロバブル)発生器「YJノズル」の画期的な応用装置です。水中ポンプとファインバブル発生装置「YJノズル」を組み合わせた装置を凝集沈殿装置や浮上分離装置の反応槽に投げ込むだけで凝集剤薬注量、汚泥発生量が大幅にカットできる画期的なアプリケーションです。ファインバブル発生装置「YJノズル」で、薬品(凝集剤)、汚泥(スカム・フロス)が大幅に減るのにもかかわらず場合によっては処理水のBODまで削減、さらにはYJ装置の水中ポンプ攪拌により、既設攪拌機も停止でき省エネにもなります。ファインバブル発生装置「YJノズル」のファインバブル(マイクロバブル)は、帯電する(通常はマイナスに帯電します)という大きな特長があります



この帯電するというファインバブル(マイクロバブル)の特性が電荷の作用で排水を浄化させる凝集処理と見事にマッチング。
唯一無二の完全ストレートパイプ構造のファインバブル発生器「YJノズル」なので目詰まりもなく、ほとんどメンテナンスが必要ありません。凝集汚泥減量化装置実績で約50%の凝集剤(薬注)削減&汚泥(スカム・フロス)減量(減容)効果によりコスト削減を実現している例もあります。

ファインバブル発生装置「YJ装置」を投げ込むだけで薬注削減・汚泥減量(減容)化を可能にする画期的なシステムです。



ファインバブルによる薬注(凝集剤)削減・汚泥減量化(薬容化)YJ装置 実績例



  • 化学工場排水 → ベントナイト凝集剤・凝集汚泥50%削減・減量(減容)化、処理水BODまで半減
  • 染色工場排水 → 苛性ソーダ、塩化第二鉄などを2/3以上大幅削減、汚泥減量(減容)化
  • 自動車部品製造工場排水 → 石灰乳・高分子凝集剤・汚泥(スカム・フロス)などが半減、攪拌機停止で電力費も半減、すべてにコスト削減を実現

ファインバブルでいずれのケースでも数ヶ月程度で導入コストを回収!

ファインバブル(マイクロナノバブル)の帯電効果がもたらす凝集性の向上


ファインバブル(マイクロナノバブル)はマイナスに帯電することはよく知られていますが、この帯電が強く働くことにより、凝集剤として塩化第二鉄やパックなどカチオンを添加した際に、少ない添加量で相対的にカチオンリッチな状態を形成します。ファインバブルにより、結果として少ない薬注量でフロックが掲載されます。

ファインバブルで薬注量(凝集剤)が削減されるため、汚泥(スカム・フロス)も低減できます。このファインバブルを応用した薬注(凝集剤)削減・凝集汚泥(スカム・フロス)減量化(減容化)装置は凝集剤や発生汚泥を少なくしたり、減らすための画期的な方法として注目されると思われます。この効果は以下の例をご参照ください。


200リットル ポリタンクに原水を入れ、マイクロバブルを発生させた状態


凝集剤 左従来量 右従来量の1/2

本実験ではファインバブル(マイクロバブル)が入っている場合は従来の添加量を入れると逆に、フロックがばらける状態になり、少ない添加量の場合に凝集性が良くなる現象が顕著に現れました。

ファインバブル(マイクロバブル)が入っているときは、少ない凝集剤で、相対的なカチオンリッチな状態になり、凝集性があがることが、この実験で確認できました。以上の写真の沈殿物の汚泥量からもわかるように、ファインバブルによる薬注・汚泥量の削減効果は大きい場合は半減以下になります。弊社では強い静電放電を水中に行い粒子の表面をプラスに帯電させる「イノフィルト」も販売することになりました。両者の組み合わせで、さらに大きな薬注・汚泥削減効果が期待できる可能性もあります。

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担体・接触材・水処理用薬品

  • 担体・薬品

担体・薬品

最新型 排水処理用流動担体
ACBキャリア(活性炭含有特殊担体)


COD、BOD、アンモニアなどの吸着、分解性能に優れた従来にはない、画期的な活性炭含有担体です。いったん含有活性炭にCOD,BOC成分、アンモニアなどを吸 着させてから、ウレンに付着した微生物が吸着した有機物を分解しますので、従来は困難で あった難分解性の物質も微生物分解が可能になりました。



工場排水、浄化槽、養魚場の生物ろ 過での実績が多く、充填率は曝気槽容積に対して、わずか1%~15%程度でOKです。

浄化槽の場合、曝気槽の上部に洗濯袋にキャリアを入れ、ぶら下げるだけで処理状態の改善が 可能で、3000 件以上の納入実績があります。 担体の性能を比較しますと、通常のプラスチック担体の被表面積に対しACBキャリアの 被表面積は 1000 倍にも及びます。この 1000 倍の表面積に無数の微生物が定着します。

養魚場用途では、循環生物ろ過のろ過材や担体として利用され、アンモニアの吸着、分触能力が他に比べ、圧倒的に優れています。

難分解性の排水処理、易分解性でも能力アップしたい、汚泥発生量を抑えたい、省エネしたい 場合などは弊社のオゾンマイクロナノバブル前処理後、本担体による微生物分解が最適です。

オゾンは数時間程度の残存する場合がありますが、活性炭の作用によりオゾン⇒酸素に変化し、 高濃度純酸素供給が担体のマイクロポーラス内で行われるため、むしろここで微生物を通常の 曝気以上に活性化し分解性を高めます。またマイクロ・ナノバブル水は浸透性があがるという 特徴があります。

この活性炭含有スポンジ担体の表面には上記のように極限に活性化した好気 性微生物が大量に発生しますが、この担体の中心部や内部には通性嫌気性微生物も繁殖してい ます。マイクロ・ナノバブルにより浸透性がアップすることで通性嫌気性微生物も刺激される ようになり、活性化します。この結果として好気性菌と通性嫌気性菌の両方が活性化し、食物 連鎖をおこすためSSや汚泥の発生がさらに抑えられるという仕組みです。

流動担体「アミテック」amitec


アミテックamitecは、特殊形状の排水処理用流動担体です。PPで出来ているため非常に丈夫で長期使用でも問題ありません。空間率の高い独特な形状を有しており、接触効率が最大になるように工夫されています。軽量ですが、微生物が付着した状態になると、きれいに流動するように出来ています。アミテックを使用することで、高容積負荷、良好な硝化脱窒が可能になります。
(独クリスチャン・フォトーリ社)

仕様


比表面積 520㎡/? 切断面 12.5mm×12.5mm
活性面積 500㎡/m 材 質 HDPP、黒色
空間率 85% 標準重量 137kg/m
高 さ 12mm    

排水処理用微生物製剤「エルビック」


活性汚泥槽の微生物処理能カの強化


  • 油脂分が多い廃水でお困リではあリませんか?
  • BOD、CODが高い廃水でお困リではあリませんか?
  • 汚泥減量をお考えではありませんか? 液体の微生物製剤 エルビックBZ




こんなことでお困リではあリませんか?


  • 高負荷の廃水、阻害物質が混入する廃水でお困リではあリませんか?
  • 汚泥の凝集性や生物相をよくしたいとお考えですか?
      粉末の微生物製剤 エルビックYAシリーズ




活性汚泥槽のバルキング対策


  • 糸状性バルキング(沈降不良)でお困リではあリませんか?
  • 糸状性細菌の発砲、スカムでお困リではあリませんか?
  • 放線菌による発砲、スカムでお困リではあリませんか?
      糸状性細菌抑制剤 エルビックB100




こんなことでお困リではあリませんか


  • 汚泥のキャリーオーバーでお困りではありませんか?
  • 処理水質の悪化でお困りではありませんか?
      凝集沈降剤 エルピックB40・B70




エルビックシリーズ一覧


  • バルキング抑制剤
  • 汚泥改質剤
  • サプリメント
  • 油脂分解微生物剤
  • 消臭剤



  • ひも状接触材・水処理用・クリアテック

ひも状触媒材クリアテック

バイオ繊維素材“クリアテックⓇ”を使用した
革新的な廃水処理・浄化システム



  • ひも状接触材クリアテックは、公共下水施設や工場の排水処理プラントで投資額や操業経費を削減します
  • ひも状接触材クリアテックは、安定した放流値と負荷の低減を可能にします
  • ひも状接触材クリアテックは、既存のプラントの性能を改善します
  • ひも状接触材クリアテックは、沈殿槽は現状のままSSの増加が可能
  • ひも状接触材クリアテックは、新設案件について曝気槽、沈殿槽の容積を削減できるためトータルコストを削減します
  • ひも状接触材クリアテックは、優れた硝化脱窒性能を発揮します
  • ひも状接触材クリアテックは、汚泥流出リスクを低減します
  • ひも状接触材クリアテックは、運転状況に対する安全性が向上します
  • ひも状接触材クリアテックは、余剰汚泥が減少します
  • ひも状接触材クリアテックは、運転中のメンブレン散気装置の管理と固着微生物の管理は容易です
  • ひも状接触材クリアテックは、クリアテックの柔軟性のある適度な汚泥付着性能により閉塞するリスクがありません

バイオ繊維素材クリアテックⓇの使用法



  • 取水ポンプ場
  • 初沈槽(粗粒子除去)
  • 土砂と油分のトラップ
  • 曝気槽入口での定量供給
  • 曝気槽(硝化・脱窒)
  • 沈殿槽(最終浄化槽)
  • 放流時の監視
  • 返送と余剰汚泥のためのポンプ場




施工例)ミュンヘン郊外のガイゼルブルラッハの大規模下水処理場:能力は、83,000t/日(250,000人対応処理場)

クリアテックの取り付け例




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【特許取得】水処理システム | オーザック(OZAC)

OZAC(オーザック)

排水処理装置 オーザック(OZAC)

排水処理システム【特許取得済】
オゾン+マイクロ・ファインバブル+活性炭担体生物処理


排水処理装置(排水処理システム)が変わります。排水処理装置(排水処理システム)として、オゾンによるOHラジカル反応とファインバブル(マイクロ・ナノバブル)の圧壊作用等により、油を含む有機物を直接分解することでBOD・CODヘルヘキを大幅に低減する、従来では考えられなかった省エネルギーと汚泥減容を可能にした排水処理装置です。



オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)では調整槽に設置されたYJノズルから、オゾン+ファインバブル(マイクロ・ナノバブル)を放出させ、最も強力な酸化力を有するオゾンが大量のOHラジカルを発生し、有機物を物理的に分解します。特に脂(脂)分解臭気に対する効果は抜群です。臭気対策やヘルヘキの数値でお困りのお客様は是非ご連絡ください。

オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)ではオゾンにより分解が促進された廃液が、活性炭含有スポンジ担体が敷設された排水処理設備の曝気槽へ移行。オゾンは数時間程度は残存する場合がありますが、担体内の活性炭の作用によりオゾンファインバブルが酸素に変化し、高濃度純酸素供給が担体のマイクロポーラス内で行われるため、通常の曝気以上に微生物が活性化し分解性を高めます。

また、オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)で使用されるファインバブル(マイクロ・ナノバブル)水は浸透性を高めるという特徴があります。この活性炭含有スポンジ担体の表面には極限に活性化した好気性微生物が大量に発生しますが、この担体の内部には通性嫌気性微生物も繁殖しています。

オーザック(OZAC)排水処理システム(排水処理装置)で活性化されるこの微生物は、通常の曝気水では浸透性が弱いため殆ど仕事を行いませんが、ファインバブル水の場合は水の浸透性を高めるため、担体内部まで水が浸入しやすくなり、ファインバブルの刺激により通性嫌気性微生物も活性化します。

排水(廃水)に含まれるファインバブルにより好気性微生物と通性嫌気性微生物の両方が活性化


OZAC排水処理システム(排水処理装置)においては、ファインバブル(マイクロ・ナノバブル)効果により、好気性微生物と通性嫌気性微生物の両方が活性化し、食物連鎖を起こす事でSSや汚泥の発生がさらに抑えられます。この活性炭含有スポンジ担体が投入された曝気槽への曝気をYJノズルで行うと、流路内の激しい乱流と、その圧壊作用とオゾンによるMLSS抑制効果でより、SSが分解してしまうために余剰汚泥は殆ど発生せず、OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)では、そのまま河川、水路、海域、下水放流が可能となります。


OZAC排水処理システム構成機器


ファインバブル(マイクロ・ナノバブル)発生装置「YJノズル」





OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)で中核をなす散気装置。ファインバブル(マイクロ・ナノバブル)は直径が数百ナノメートル~10マイクロメートル(1/100mm)以下の気泡のことであり、汚れの吸着や悪臭の改善など様々な効果があります。YJノズルは一般汎用ポンプ(水中ポンプなど)で給水するだけでファインバブル(マイクロ・ナノバブル)を含んだ大量の曝気水を排水処理施設の水中に放出することができます。OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)では、油脂分解もお手のものです。

高出力・高性能オゾン発生装置「オゾナイザーEVO3G」





OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)で使用されるオゾン。オゾンは酸素をはるかに凌ぐ強力な酸化力を有し、大量のOHラジカル発生により有機物の分解や悪臭成分の脱臭、排水の脱色などの幅広い用途で利用されます。排水処理設備の原水槽から出た廃水をマイクロ・ナノバブル化されたオゾン反応槽で酸化反応を行い、有機物を物理的に分解していきます。また、その脱臭効果により、OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)では、ほとんど臭気が発生しません。

排水処理の油分解、臭気でお困りのお客様は、YJノズル+オゾン発生装置「EVO3G」で簡単にお悩み解決です。

活性炭含有特殊スポンジ担体「ACBキャリア」





OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)でも最も特徴的な排水処理の常識を変える、従来にはない、画期的な活性炭含有微生物担体です。活性炭にCOD、BOD成分を吸着させ、スポンジに付着した微生物が有機物を分解します。オゾンとの併用による高濃度純酸素供給により、微生物が通常の曝気以上に活性化し、従来は分解が困難だった難分解性の物質も微生物処理が可能になります。

OZAC排水処理(オーザック)システム(排水処理装置)の特徴


  • 排水処理設備での余剰汚泥発生量が極小です。(標準活性汚泥処理の1/3以下)
  • 排水処理設備での電気使用量の削減が可能です。(標準活性汚泥の1/3~2/3)
  • 簡単設置!従来の排水処理設備に投入するだけ。(既設に採用が可能です)
  • 排水処理設備での省スペース化が可能です。(標準活性汚泥法の1/4~1/2)
  • 排水処理設備でのn-Hex、SS対策(厨房除害等)、臭気対策にも最適です。
  • ファインバブル+オゾン効果で油分解は、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸に関わらず分解可能です。
  • 含有活性炭の遠赤外線効果により、10℃以下の低温でも稼働。

OZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置) 実証プラント

「長岡食肉センター」新潟県長岡市


この排水処理施設では、流量100t/日の処理をわずか合計60tのタンクでOZAC排水処理システム(排水処理装置)により処理しています。臭気も一切発生することなく、オゾンファインバブルと活性炭含有担体を応用したオーザック処理システム(排水処理装置)は余剰汚泥が殆ど出ないため沈殿槽を必要とせず、河川放流を実現した画期的なシステム(排水処理装置)です。オゾンファインバブルと活性炭の冬の相乗効果で、積雪による10℃の低水温でもOZAC(オーザック)排水処理システム(排水処理装置)は稼働しています。

汚泥排出なしで、最大値BOD:11,000 mg/ℓ、n-Hx:22,000 mg/ℓに対応しています。

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