YJノズル(ファインバブル発生装置)による研削テスト加工データ

  • ワークサイズ:450㎜×160㎜×20.0㎜
  • 材質:SKD11(HRC60)
  • 機械名:オカモトPSG64EX
  • テスト加工目的:粗加工で0.4㎜の取り代を標準条件よりも、どの位早く加工出来るか検証

改善前

テスト加工条件について

砥石  
砥石種類 CBN砥石
砥石径 φ300㎜
粒度 #140
研削条件  
粗研摩研削量 CBN砥石
粗研摩切り込み量 φ300㎜
スパークアクト  3回
加工時間  140分
反り  0.05mm

改善後

砥石  
砥石種類 CBN砥石
砥石径 φ300㎜
粒度 #140
研削条件  
粗研摩研削量 0.006mm
粗研摩切り込み量 0.004mm【切り込み量50%アップ】
スパークアクト  3回
加工時間  115分【加工時間18%短縮】
反り  0.01mm【反り0.04㎜減少】

ファインバブル発生装置YJ-6ノズル取付後

  1. ファインバブル設置により、切り込み量を50%増やしてもしっかり研摩出来ている。
  2. ファインバブル導入後、反りの発生が抑えられている。
  3. ファインバブルを導入した後は、砥石が目詰まりするタイミングでも砥石が目詰まりしない。
  4. 仕上げ加工においても、砥石切れ味が良く、仕上げ時間が短縮された。