ファインバブル発生装置(悪臭の低減・省エネ対策・処理能力増強)|某食品製造工場のファインバブル納入事例
【ファインバブル設置、排水処理の対象】
大手チェーンレストラン セントラルキッチン カット野菜製造工場排水処理
【従来の問題点および課題】
調整槽、曝気槽等における臭気、曝気動力の削減、水質の改善および処理能力の増強
【ファインバブル設置、排水処理の概要】
処理水量340㎥/日 原水 BOD1500mg/ℓ
調整槽(汚泥返送・接触酸化)50㎥×2槽 → 接触酸化曝気槽50㎥×2槽 → 下水放流
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01.改 善 内 容
・従来の問題点であった臭気がマイクロファインバブルYJノズル設置後僅か数日で解消した。
・ファインバブル導入で、放流水BOD500 mg/ℓ が200 mg/ℓに大幅低減。
・ファインバブル設置後、放流水ノルマルヘキサン抽出物17 mg/ℓ が2 mg/ℓに大幅低減。
・従来、各槽で5.5kW×2台のブロワを使用していたが、ファインバブル導入後、停止することにより11kWの省エネに成功。
・ブロワ11kW+循環ポンプ1.5kW、合計12.5kWの所要動力が僅か1.5kWですむようになったファインバブル設置により、約9割のコストダウンに成功(調整槽所要動力を約1/10に超大幅削減)
02.顧客の今後の改善計画
調整槽 既設循環ラインへのファインバブルYJノズルの設置で画期的な省エネ(従来比1/10=9割カット)、臭気改善、水質改善に今回成功した。
今回、ファインバブル発生装置「YJノズル」により供給されているファインバブルエアはごく僅かであり、この現象は従来、好気性菌のみによる生物処理であったものが、ファインバブル効果により通性嫌気生菌をも活性化させた生物処理に移行したことによるものと思われる。
今回設置したのは接触酸化方式の排水処理装置であるが、そのような接触材(固定床、流動担体など)を使用した排水処理設備にはファインバブル発生装置「YJノズル」の相性は非常によく他の現場でも画期的な結果を導き出しているケースが非常に多い。
この好結果をうけ、本顧客では、今後は調整槽だけでなく、曝気槽にも、ポンプ循環ラインを新設し、従来のブロワによるディフューザー曝気からファインバブル発生装置「YJノズル」の散気に変更することで更なる大幅な省エネルギー化、水質改善を今後計画している。
施工内容 | 排水処理設備の排水処理・省エネ対策 |
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設置箇所 | 某食品製造工場 |
施工地域 | 神奈川県 |
工期 | 2日間 |
お問合せの種類 | インターネットからのお問合せ |
担当者 | 豊岡 正志(とよおか まさし) |
担当者からのコメント | |
担当者写真 |