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ファインバブル・メンブレン微細気泡散気管 納入実績|株式会社くらこん様(食品製造工場)

【微細気泡散気管 導入効果】

既設のO社エアレーターに代わり、メンブレン微細気泡散気管「パイプフレックス」をご採用頂き、従来動力費25.7kWを11kW以下に削減。すなわち14.7kWダウン。(電力費 約57%ダウン=半分以下)さらに運転時間の半分は5.5kW、従来エアレーター時、使用していた5台のうちわずか1台運転で運用している。すなわち20.2kWダウン。(電力費 約80%ダウン=1/5)。 平均で電気代が従来比1/3以下で済むようになった(約70%以上カット)。導入コストの回収期間約0.2年わずか2~3ヶ月で回収(但し、配管工事費用は不含)

【型式と所要本数】

従来使用の散気装置=O社エアレーター 130型 × 20本
新規採用 弊社メンブレン散気管「パイプフレックス」 EV-750E × 104本

メンブレン微細気泡散気管「パイプフレックス」のご採用で、5~11kWで処理が可能となり、従来エアレーターの1/3以下(約70%カット)の電気代で運転可能となり、大幅な省エネが可能となった。その一方で、今後の能力アップ対策を考慮すると、全ブロワの5台運転時にも使用できる本数設定が望ましいことになる。全ブロワの予想風量は694.2㎥/h(11.57㎥/min)程度が見込まれるので全量運転時にも使用できる能力は694.2㎥/h÷7㎥/h=99本以上が必要となる。

レイアウトを考慮し、第一曝気槽32本、第二曝気槽24本、第三曝気槽16本、第四曝気槽16本、第五曝気槽16本、以上合計104本が最適であると判断し、設置し成果をあげている。ブロワ1台でも5台でも運転できる対応能力の広さもメンブレン微細気泡散気管パイプフレックスの強みである。現状のブロワ設備でフル運転時の排水処理能力は従来の2倍~3倍になった。なお、同曝気槽の手前の調整槽にはファインバブル(マイクロナノバブル)発生装置YJ-15が採用され、排水の前処理改善、DOアップに一役買っています。