廃水処理が変わる!余剰汚泥が殆ど出ない
省エネ、無薬注、省スペース、まさに画期的!
「OZAC排水処理システム」
1.処理フローおよびシステムの内容
第一号プラント 新潟県 長岡食肉センター廃水処理施設の場合
調整槽なし⇒オゾン反応槽⇒スポンジ担体曝気槽⇒沈殿槽なし⇒放流
OZAC排水処理装置(システム)は、原水槽から出た廃水・汚水をオゾン反応槽で前処理を行います。最も強力な酸化力を有するオゾンがマイクロバブル(ファインバブル)反応槽に大量のOHラジカルを発生して、有機物を分解し、次の生物処理槽で微生物が有機物を捕食する際に、分解しやすくする効果もあります。また場合によってはマイクロバブル(ファインバブル)により、中間生成物が発生して浮上分離しますが、ほっておいても再溶解し分解が可能です。また、積極的にスカムを取り除くことでより浄化効率を上げることも可能です。
次にオゾンマイクロバブル(ファインバブル)反応槽で有機物分解が促進された廃液が、活性炭含有スポンジ担体生物処理槽へ移行します。オゾンはそのほとんどが分解されており、活性炭含有特殊スポンジ担体生物処理槽の微生物に悪影響を与えることはありません。それどころか本OZAC処理法では生物処理槽でも積極的にオゾンをマイクロ・ナノバブル化させて、フリーラジカルによる分解、活性炭スポンジ表面でのO3⇒02変換効果により、活性炭担体において、微生物はより極限まで活性化します。
オゾンマイクロバブル(ファインバブル)は数時間程度の残存する場合があるが、活性炭の作用によりオゾン⇒酸素に変化し、純酸素供給がマイクロポーラス内で行われるため、むしろここで微生物を通常の曝気以上に活性化し分解性を高めます。
またマイクロ・ナノバブル水(ファインバブル水)は浸透性があがるという特徴があります。この活性炭含有スポンジ担体の表面には上記のように極限に活性化した好気性微生物が大量に発生しますが、この担体の中心部や内部には、実は通性嫌気性菌も繁殖しています。この通性嫌気性菌は通常の曝気水では殆ど仕事を行わないのですが、マイクロ・ナノバブル水(ファインバブル水)の場合は水の抵抗が減り、浸透性が高めるため、その担体内部まで水が浸入しやすくなり、侵入し接触するようになります。この結果として、マイクロ・ナノバブルが通性嫌気性菌を刺激することにより、通性嫌気性菌も活性化します。この結果として好気性菌と通性嫌気性菌の両方が活性化し、食物連鎖をおこすためSSや汚泥の発生がさらに抑えられるという仕組みです。
このスポンジ担体生物処理槽への曝気をYJノズルのマイクロ・ナノバブルによる曝気をおこなうと、流路内の激しい乱流と、その圧壊作用によりSSが分解してしまうため、処理水にはSSが殆ど発生せず、下水放流はもちろん、河川放流にさえ対応し、そのままでの放流が可能となります。
オゾンマイクロバブル(ファインバブル)&活性炭含有特殊担体によるOZAC排水処理システムを作用頂いたこの長岡食肉センターの場合も沈殿槽無しで、河川放流となっています。
オゾンマイクロバブル(ファインバブル)発生装置を調整槽に投げ込むだけでBODを大幅に低減し、曝気風量(電気代)、凝集・余剰汚泥(産廃費用)、薬品使用量を大幅に削減!排水処理の低コスト処理を可能にする新技術です。オゾンマイクロバブル(ファインバブル)は、活性汚泥の前処理装置として、負荷増加に対する能力アップにも槽の増設や工事無しで低コスト対応、下水放流の場合、活性汚泥なしでの処理も可能で費用削減効果は絶大!
また化学工場の難分解性処理にも対応します!
サンプルテスト、デモ機による実機性能確認が可能です
オゾンマイクロナノバブル処理データ例(すべて無薬注処理です)
オゾンマイクロナノバブルは超高速分解が特長です。極めて短時間での処理が可能です
測定項目 | 原 水 | オゾンマイクロバブル処理水 (1時間処理) |
BOD(生物的酸素消費量) | 770mg/ℓ | 85mg/ℓ |
COD(化学的酸素消費量) | 280mg/ℓ | 180mg/ℓ |
測定項目 | 原 水 | オゾンマイクロバブル処理水 (1時間処理) |
BOD(生物的酸素消費量) | 710mg/ℓ | 250mg/ℓ |
COD(化学的酸素消費量) | 390mg/ℓ | 150mg/ℓ |
SS(浮遊性物質) | 660mg/ℓ | 25mg/ℓ |
ノルマルヘキサン抽出物 | 250mg/ℓ | 8mg/ℓ |
オゾンマイクロナノバブルは難分解性物質の分解性能が極めて高い点が特長です
測定項目 | 原 水 | オゾンマイクロバブル処理水 (7日処理) |
COD(化学的酸素消費量) | 17,700mg/ℓ | 9,790mg/ℓ |
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